2018年7月30日月曜日

ヘブル5

ヘブル人への手紙
5章
1,大祭司はみな、人々の中から選ばれ、人々のために神に仕えるように、すなわち、ささげ物といけにえを罪のために献げるように、任命されています。
2,大祭司は自分自身も弱さを身にまとっているので、無知で迷っている人々に優しく接することができます。
3,また、その弱さのゆえに、民のためだけでなく、自分のためにも、罪のゆえにささげ物を献げなければなりません。
4,また、この栄誉は自分で得るのではなく、アロンがそうであったように、神に召されて受けるのです。
5,同様にキリストも、大祭司となる栄誉を自分で得たのではなく、「あなたはわたしの子。わたしが今日、あなたを生んだ」と語りかけた方が、それをお与えになったのです。
6,別の箇所でも、「あなたは、メルキゼデクの例に倣い、とこしえに祭司である」と言っておられるとおりです。
7,キリストは、肉体をもって生きている間、自分を死から救い出すことができる方に向かって、大きな叫び声と涙をもって祈りと願いをささげ、その敬虔のゆえに聞き入れられました。
8,キリストは御子であられるのに、お受けになった様々な苦しみによって従順を学び、
9,完全な者とされ、ご自分に従うすべての人にとって永遠の救いの源となり、
10,メルキゼデクの例に倣い、神によって大祭司と呼ばれました。
11,このメルキゼデクについて、私たちには話すことがたくさんありますが、説き明かすことは困難です。あなたがたが、聞くことに対して鈍くなっているからです。
12,あなたがたは、年数からすれば教師になっていなければならないにもかかわらず、神が告げたことばの初歩を、もう一度だれかに教えてもらう必要があります。あなたがたは固い食物ではなく、乳が必要になっています。
13,乳を飲んでいる者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。
14,固い食物は、善と悪を見分ける感覚を経験によって訓練された大人のものです。

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