2018年9月17日月曜日

マタイ12:1-21

マタイの福音書
12章
1,そのころ、イエスは安息日に麦畑を通られた。弟子たちは空腹だったので、穂を摘んで食べ始めた。
2,するとパリサイ人たちがそれを見て、イエスに言った。「ご覧なさい。あなたの弟子たちが、安息日にしてはならないことをしています。」
3,しかし、イエスは言われた。「ダビデと供の者たちが空腹になったときに、ダビデが何をしたか、
4,どのようにして、神の家に入り、祭司以外は自分も供の者たちも食べてはならない、臨在のパンを食べたか、読んだことがないのですか。
5,また、安息日に宮にいる祭司たちは安息日を汚しても咎を免れる、ということを律法で読んだことがないのですか。
6,あなたがたに言いますが、ここに宮よりも大いなるものがあります。
7,『わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない』とはどういう意味かを知っていたら、あなたがたは、咎のない者たちを不義に定めはしなかったでしょう。
8,人の子は安息日の主です。」
9,イエスはそこを去って、彼らの会堂に入られた。
10,すると見よ、片手の萎えた人がいた。そこで彼らはイエスに「安息日に癒やすのは律法にかなっていますか」と質問した。イエスを訴えるためであった。
11,イエスは彼らに言われた。「あなたがたのうちのだれかが羊を一匹持っていて、もしその羊が安息日に穴に落ちたら、それをつかんで引き上げてやらないでしょうか。
12,人間は羊よりはるかに価値があります。それなら、安息日に良いことをするのは律法にかなっています。」
13,それからイエスはその人に「手を伸ばしなさい」と言われた。彼が手を伸ばすと、手は元どおりになり、もう一方の手のように良くなった。
14,パリサイ人たちは出て行って、どうやってイエスを殺そうかと相談し始めた。
15,イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。すると大勢の群衆がついて来たので、彼らをみな癒やされた。
16,そして、ご自分のことを人々に知らせないように、彼らを戒められた。
17,これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。
18,「見よ。わたしが選んだわたしのしもべ、わたしの心が喜ぶ、わたしの愛する者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は異邦人にさばきを告げる。
19,彼は言い争わず、叫ばず、通りでその声を聞く者もない。
20,傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともない。さばきを勝利に導くまで。
21,異邦人は彼の名に望みをかける。」

0 件のコメント:

コメントを投稿

復活

ルカ 24:1~8 1 週の初めの日の明け方早く、彼女たちは準備しておいた香料を持って墓に来た。 2 見ると、石が墓からわきに転がされていた。 3 そこで中に入ると、主イエスのからだは見当たらなかった。 4 そのため途方に暮れていると、見よ、まばゆいばかりの衣を着た人が二人《ふた...