2018年12月25日火曜日

マルコ13:14-37

マルコの福音書
13章
14,『荒らす忌まわしいもの』が、立ってはならない所に立っているのを見たら──読者はよく理解せよ──ユダヤにいる人たちは山へ逃げなさい。
15,屋上にいる人は、家から何かを持ち出そうと、下に降りたり、中に入ったりしてはいけません。
16,畑にいる人は、上着を取りに戻ってはいけません。
17,それらの日、身重の女たちと乳飲み子を持つ女たちは哀れです。
18,このことが冬に起こらないように祈りなさい。
19,それらの日には、神が創造された被造世界のはじめから今に至るまでなかったような、また、今後も決してないような苦難が起こるからです。
20,もし主が、その日数を少なくしてくださらなかったら、一人も救われないでしょう。しかし、主は、ご自分が選んだ人たちのために、その日数を少なくしてくださいました。
21,そのときに、だれかが、『ご覧なさい。ここにキリストがいる』とか、『あそこにいる』とか言っても、信じてはいけません。
22,偽キリストたち、偽預言者たちが現れて、できれば選ばれた者たちを惑わそうと、しるしや不思議を行います。
23,あなたがたは、気をつけていなさい。わたしは、すべてのことを前もって話しました。
24,しかしその日、これらの苦難に続いて、太陽は暗くなり、月は光を放たなくなり、
25,星は天から落ち、天にあるもろもろの力は揺り動かされます。
26,そのとき人々は、人の子が雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見ます。
27,そのとき、人の子は御使いたちを遣わし、地の果てから天の果てまで、選ばれた者たちを四方から集めます。
28,いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかくなって葉が出て来ると、夏が近いことが分かります。
29,同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。
30,まことに、あなたがたに言います。これらのことがすべて起こるまでは、この時代が過ぎ去ることは決してありません。
31,天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。
32,ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。父だけが知っておられます。
33,気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたは知らないからです。
34,それはちょうど、旅に出る人のようです。家を離れるとき、しもべたちそれぞれに、仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているように命じます。
35,ですから、目を覚ましていなさい。家の主人がいつ帰って来るのか、夕方なのか、夜中なのか、鶏の鳴くころなのか、明け方なのか、分からないからです。
36,主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見ることがないようにしなさい。
37,わたしがあなたがたに言っていることは、すべての人に言っているのです。目を覚ましていなさい。」

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