2020年4月10日金曜日

受難日

ルカ23:33~43

33 「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人《ひとり》は右に、もう一人《ひとり》は左に十字架につけた。

34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるために、くじを引いた。

35 民衆は立って眺めていた。議員たちもあざ笑って言った。「あれは他人を救った。もし神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ったらよい。」

36 兵士たちも近くに来て、酸いぶどう酒を差し出し、

37 「おまえがユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ」と言ってイエスを嘲った。

38 「これはユダヤ人の王」と書いた札も、イエスの頭の上に掲げてあった。

39 十字架にかけられていた犯罪人の一人《ひとり》は、イエスをののしり、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言った。

40 すると、もう一人《ひとり》が彼をたしなめて言った。「おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。

41 おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」

42 そして言った。「イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」

43 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは《今日@きょう》、わたしとともにパラダイスにいます。」

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