2018年7月9日月曜日

ガラテヤ4

ガラテヤ人への手紙
4章
1,つまり、こういうことです。相続人は、全財産の持ち主なのに、子どもであるうちは奴隷と何も変わらず、
2,父が定めた日までは、後見人や管理人の下にあります。
3,同じように私たちも、子どもであったときには、この世のもろもろの霊の下に奴隷となっていました。
4,しかし時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれた者、律法の下にある者として遣わされました。
5,それは、律法の下にある者を贖い出すためであり、私たちが子としての身分を受けるためでした。
6,そして、あなたがたが子であるので、神は「アバ、父よ」と叫ぶ御子の御霊を、私たちの心に遣わされました。
7,ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。
8,あなたがたは、かつて神を知らなかったとき、本来神ではない神々の奴隷でした。
9,しかし、今では神を知っているのに、いや、むしろ神に知られているのに、どうして弱くて貧弱な、もろもろの霊に逆戻りして、もう一度改めて奴隷になりたいと願うのですか。
10,あなたがたは、いろいろな日、月、季節、年を守っています。
11,私は、あなたがたのために労したことが無駄になったのではないかと、あなたがたのことを心配しています。
12,兄弟たち、あなたがたに願います。私もあなたがたのようになったのですから、あなたがたも私のようになってください。あなたがたは私に悪いことを何一つしていません。
13,あなたがたが知っているとおり、私が最初あなたがたに福音を伝えたのは、私の肉体が弱かったためでした。
14,そして私の肉体には、あなたがたにとって試練となるものがあったのに、あなたがたは軽蔑したり嫌悪したりせず、かえって、私を神の御使いであるかのように、キリスト・イエスであるかのように、受け入れてくれました。
15,それなのに、あなたがたの幸いは、今どこにあるのですか。私はあなたがたのために証ししますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出して私に与えようとさえしたのです。
16,それでは、私はあなたがたに真理を語ったために、あなたがたの敵になったのでしょうか。
17,あの人たちはあなたがたに対して熱心ですが、それは善意からではありません。彼らはあなたがたを私から引き離して、自分たちに熱心にならせようとしているのです。
18,善意から熱心に慕われるのは、いつでも良いことです。それは、私があなたがたと一緒にいる時だけではありません。
19,私の子どもたち。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。
20,私は今、あなたがたと一緒にいて、口調を変えて話せたらと思います。あなたがたのことで私は途方に暮れているのです。
21,律法の下にいたいと思う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法の言うことを聞かないのですか。
22,アブラハムには二人の息子がいて、一人は女奴隷から、一人は自由の女から生まれた、と書かれています。
23,女奴隷の子は肉によって生まれたのに対し、自由の女の子は約束によって生まれました。
24,ここには比喩的な意味があります。この女たちは二つの契約を表しています。一方はシナイ山から出ていて、奴隷となる子を産みます。それはハガルのことです。
25,このハガルは、アラビアにあるシナイ山のことで、今のエルサレムに当たります。なぜなら、今のエルサレムは、彼女の子らとともに奴隷となっているからです。
26,しかし、上にあるエルサレムは自由の女であり、私たちの母です。
27,なぜなら、こう書いてあるからです。「子を産まない不妊の女よ、喜び歌え。産みの苦しみを知らない女よ、喜び叫べ。夫に捨てられた女の子どもは、夫のある女の子どもよりも多いからだ。」
28,兄弟たち、あなたがたはイサクのように約束の子どもです。
29,けれども、あのとき、肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように、今もそのとおりになっています。
30,しかし、聖書は何と言っていますか。「女奴隷とその子どもを追い出してください。女奴隷の子どもは、決して自由の女の子どもとともに相続すべきではないのです。」
31,こういうわけで、兄弟たち、私たちは女奴隷の子どもではなく、自由の女の子どもです。

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