2018年10月5日金曜日

マタイ22:1-22

マタイの福音書
22章
1,イエスは彼らに対し、再びたとえをもって話された。
2,「天の御国は、自分の息子のために、結婚の披露宴を催した王にたとえることができます。
3,王は披露宴に招待した客を呼びにしもべたちを遣わしたが、彼らは来ようとしなかった。
4,それで再び、次のように言って別のしもべたちを遣わした。『招待した客にこう言いなさい。「私は食事を用意しました。私の雄牛や肥えた家畜を屠り、何もかも整いました。どうぞ披露宴においでください」と。』
5,ところが彼らは気にもかけず、ある者は自分の畑に、別の者は自分の商売に出て行き、
6,残りの者たちは、王のしもべたちを捕まえて侮辱し、殺してしまった。
7,王は怒って軍隊を送り、その人殺しどもを滅ぼして、彼らの町を焼き払った。
8,それから王はしもべたちに言った。『披露宴の用意はできているが、招待した人たちはふさわしくなかった。
9,だから大通りに行って、出会った人をみな披露宴に招きなさい。』
10,しもべたちは通りに出て行って、良い人でも悪い人でも出会った人をみな集めたので、披露宴は客でいっぱいになった。
11,王が客たちを見ようとして入って来ると、そこに婚礼の礼服を着ていない人が一人いた。
12,王はその人に言った。『友よ。どうして婚礼の礼服を着ないで、ここに入って来たのか。』しかし、彼は黙っていた。
13,そこで、王は召使いたちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇に放り出せ。この男はそこで泣いて歯ぎしりすることになる。』
14,招かれる人は多いが、選ばれる人は少ないのです。」
15,そのころ、パリサイ人たちは出て来て、どのようにしてイエスをことばの罠にかけようかと相談した。
16,彼らは自分の弟子たちを、ヘロデ党の者たちと一緒にイエスのもとに遣わして、こう言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれにも遠慮しない方だと知っております。あなたは人の顔色を見ないからです。
17,ですから、どう思われるか、お聞かせください。カエサルに税金を納めることは律法にかなっているでしょうか、いないでしょうか。」
18,イエスは彼らの悪意を見抜いて言われた。「なぜわたしを試すのですか、偽善者たち。
19,税として納めるお金を見せなさい。」そこで彼らはデナリ銀貨をイエスのもとに持って来た。
20,イエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像と銘ですか。」
21,彼らは「カエサルのです」と言った。そのときイエスは言われた。「それなら、カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい。」
22,彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。

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