2018年10月10日水曜日

マタイ24:23-51

マタイの福音書
24章
23,そのとき、だれかが『見よ、ここにキリストがいる』とか『そこにいる』とか言っても、信じてはいけません。
24,偽キリストたち、偽預言者たちが現れて、できれば選ばれた者たちをさえ惑わそうと、大きなしるしや不思議を行います。
25,いいですか。わたしはあなたがたに前もって話しました。
26,ですから、たとえだれかが『見よ、キリストは荒野にいる』と言っても、出て行ってはいけません。『見よ、奥の部屋にいる』と言っても、信じてはいけません。
27,人の子の到来は、稲妻が東から出て西にひらめくのと同じようにして実現するのです。
28,死体のあるところには、禿鷹が集まります。
29,そうした苦難の日々の後、ただちに太陽は暗くなり、月は光を放たなくなり、星は天から落ち、天のもろもろの力は揺り動かされます。
30,そのとき、人の子のしるしが天に現れます。そのとき、地のすべての部族は胸をたたいて悲しみ、人の子が天の雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。
31,人の子は大きなラッパの響きとともに御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで四方から、人の子が選んだ者たちを集めます。
32,いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかになって葉が出て来ると、夏が近いことが分かります。
33,同じように、これらのことをすべて見たら、あなたがたは人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。
34,まことに、あなたがたに言います。これらのことがすべて起こるまでは、この時代が過ぎ去ることは決してありません。
35,天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。
36,ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。
37,人の子の到来はノアの日と同じように実現するのです。
38,洪水前の日々にはノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていました。
39,洪水が来て、すべての人をさらってしまうまで、彼らには分かりませんでした。人の子の到来もそのように実現するのです。
40,そのとき、男が二人畑にいると一人は取られ、一人は残されます。
41,女が二人臼をひいていると一人は取られ、一人は残されます。
42,ですから、目を覚ましていなさい。あなたがたの主が来られるのがいつの日なのか、あなたがたは知らないのですから。
43,次のことは知っておきなさい。泥棒が夜の何時に来るかを知っていたら、家の主人は目を覚ましているでしょうし、自分の家に穴を開けられることはないでしょう。
44,ですから、あなたがたも用心していなさい。人の子は思いがけない時に来るのです。
45,ですから、主人によってその家のしもべたちの上に任命され、食事時に彼らに食事を与える、忠実で賢いしもべとはいったいだれでしょう。
46,主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見てもらえるしもべは幸いです。
47,まことに、あなたがたに言います。主人はその人に自分の全財産を任せるようになります。
48,しかし彼が悪いしもべで、『主人の帰りは遅くなる』と心の中で思い、
49,仲間のしもべたちをたたき始め、酒飲みたちと食べたり飲んだりしているなら、
50,そのしもべの主人は、予期していない日、思いがけない時に帰って来て、
51,彼を厳しく罰し、偽善者たちと同じ報いを与えます。しもべはそこで泣いて歯ぎしりするのです。

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