2018年4月3日火曜日

ルカ1:57-80

ルカの福音書
1章
57,さて、月が満ちて、エリサベツは男の子を産んだ。
58,近所の人たちや親族は、主がエリサベツに大きなあわれみをかけてくださったことを聞いて、彼女とともに喜んだ。
59,八日目になり、人々は幼子に割礼を施すためにやって来た。彼らは幼子を父の名にちなんでザカリヤと名づけようとしたが、
60,母親は「いいえ、名はヨハネとしなければなりません」と言った。
61,彼らは彼女に「あなたの親族には、そのような名の人は一人もいません」と言った。
62,そして、幼子にどういう名をつけるつもりか、身振りで父親に尋ねた。
63,すると彼は書き板を持って来させて、「その子の名はヨハネ」と書いたので、人々はみな驚いた。
64,すると、ただちにザカリヤの口が開かれ、舌が解かれ、ものが言えるようになって神をほめたたえた。
65,近所に住む人たちはみな恐れを抱いた。そして、これらのことの一部始終が、ユダヤの山地全体に語り伝えられていった。
66,聞いた人たちはみな、これらのことを心にとどめ、「いったいこの子は何になるのでしょうか」と言った。主の御手がその子とともにあったからである。
67,さて、父親のザカリヤは聖霊に満たされて預言した。
68,「ほむべきかな、イスラエルの神、主。主はその御民を顧みて、贖いをなし、
69,救いの角を私たちのために、しもべダビデの家に立てられた。
70,古くから、その聖なる預言者たちの口を通して語られたとおりに。
71,この救いは、私たちの敵からの、私たちを憎むすべての者の手からの救いである。
72,主は私たちの父祖たちにあわれみを施し、ご自分の聖なる契約を覚えておられた。
73,私たちの父アブラハムに誓われた誓いを。
74,主は私たちを敵の手から救い出し、恐れなく主に仕えるようにしてくださる。
75,私たちのすべての日々において、主の御前で、敬虔に、正しく。
76,幼子よ、あなたこそいと高き方の預言者と呼ばれる。主の御前を先立って行き、その道を備え、
77,罪の赦しによる救いについて、神の民に、知識を与えるからである。
78,これは私たちの神の深いあわれみによる。そのあわれみにより、曙の光が、いと高き所から私たちに訪れ、
79,暗闇と死の陰に住んでいた者たちを照らし、私たちの足を平和の道に導く。」
80,幼子は成長し、その霊は強くなり、イスラエルの民の前に公に現れる日まで荒野にいた。

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