2018年5月18日金曜日

ルカ23:39-56

ルカの福音書
23章
39,十字架にかけられていた犯罪人の一人は、イエスをののしり、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言った。
40,すると、もう一人が彼をたしなめて言った。「おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。
41,おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」
42,そして言った。「イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」
43,イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」
44,さて、時はすでに十二時ごろであった。全地が暗くなり、午後三時まで続いた。
45,太陽は光を失っていた。すると神殿の幕が真ん中から裂けた。
46,イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊をあなたの御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。
47,百人隊長はこの出来事を見て、神をほめたたえ、「本当にこの方は正しい人であった」と言った。
48,また、この光景を見に集まっていた群衆もみな、これらの出来事を見て、悲しみのあまり胸をたたきながら帰って行った。
49,しかし、イエスの知人たちや、ガリラヤからイエスについて来ていた女たちはみな、離れたところに立ち、これらのことを見ていた。
50,さて、ここにヨセフという人がいたが、議員の一人で、善良で正しい人であった。
51,ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいた彼は、議員たちの計画や行動には同意していなかった。
52,この人がピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願い出た。
53,彼はからだを降ろして亜麻布で包み、まだだれも葬られていない、岩に掘った墓に納めた。
54,この日は備え日で、安息日が始まろうとしていた。
55,イエスとともにガリラヤから来ていた女たちは、ヨセフの後について行き、墓と、イエスのからだが納められる様子を見届けた。
56,それから、戻って香料と香油を用意した。そして安息日には、戒めにしたがって休んだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

復活

ルカ 24:1~8 1 週の初めの日の明け方早く、彼女たちは準備しておいた香料を持って墓に来た。 2 見ると、石が墓からわきに転がされていた。 3 そこで中に入ると、主イエスのからだは見当たらなかった。 4 そのため途方に暮れていると、見よ、まばゆいばかりの衣を着た人が二人《ふた...