2018年12月6日木曜日

マルコ4:1-20

マルコの福音書
4章
1,イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。非常に多くの群衆がみもとに集まったので、イエスは湖で、舟に乗って腰を下ろされた。群衆はみな、湖の近くの陸地にいた。
2,イエスは、多くのことをたとえによって教えられた。その教えの中でこう言われた。
3,「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出かけた。
4,蒔いていると、ある種が道端に落ちた。すると、鳥が来て食べてしまった。
5,また、別の種は土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったのですぐに芽を出したが、
6,日が昇るとしおれ、根づかずに枯れてしまった。
7,また、別の種は茨の中に落ちた。すると、茨が伸びてふさいでしまったので、実を結ばなかった。
8,また、別の種は良い地に落ちた。すると芽生え、育って実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。」
9,そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」
10,さて、イエスだけになったとき、イエスの周りにいた人たちが、十二人とともに、これらのたとえのことを尋ねた。
11,そこで、イエスは言われた。「あなたがたには神の国の奥義が与えられていますが、外の人たちには、すべてがたとえで語られるのです。
12,それはこうあるからです。『彼らは、見るには見るが知ることはなく、聞くには聞くが悟ることはない。彼らが立ち返って赦されることのないように。』」
13,そして、彼らにこう言われた。「このたとえが分からないのですか。そんなことで、どうしてすべてのたとえが理解できるでしょうか。
14,種蒔く人は、みことばを蒔くのです。
15,道端に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばが蒔かれて彼らが聞くと、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを取り去ります。
16,岩地に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばを聞くと、すぐに喜んで受け入れますが、
17,自分の中に根がなく、しばらく続くだけです。後で、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。
18,もう一つの、茨の中に蒔かれたものとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたのに、
19,この世の思い煩いや、富の惑わし、そのほかいろいろな欲望が入り込んでみことばをふさぐので、実を結ぶことができません。
20,良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちのことです。」

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